1. |
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いつしかきみにも日々がくればいい
水のある方へ向かったらいいよ
知らなかった事を知っていく事が
どれほどいいのか知らない
たとえなにもかもかまわないのなら
道のまんなかで寝ちゃえばいいのに
きみは裸眼では見えない星になる
きみは生き残る事しかできない
きれいな川
きみは見る
きれいな川
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2. |
飴色 / amber
02:58
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ふるい記憶のようにくすんだ町を
茶化して歩く 計画も無しに
すべてが飴色に見えていたなら
どんなおもいも抱いていけたのに
途切れゆく雲を見つめるひと
そこには重ねるものも無くて
写真だった灰が
かわいた風に踊ってみせて
ひとつ咳をする
橋から見送った列車は きっと
きしむ躰で雪の町へと向かうだろう
さみしい名前をつけるような
思い出ばなしはよしてほしい
色づくはずも無いせまい空から
ざらめのような雪が降ればいい
すべてが飴色に見えていたなら
変わったのかい
歩く事をやめてみれば
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3. |
化石 / fossils
03:44
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誰のかもわからない骨を抱えている
夕暮れで思い出す事はひとつも無い
浜辺で眠る化石
きみはそれになりたい
きみは誕生月をゆく
無い海を目指す
しめった歌をうたえば
夜がやってくる
多く意味を言っている
きみに✂を向けている
きみはきっと考える
こわれかけた惑星が見たい
三本足の椅子に無理やり腰かけて
眺めやる風景はきみの友だちさ
きみは眠りたい
草や花のなか
秘密はずっと守っていた
(ひどい心で)
多く意味を言っている
きみに✂を向けている
きみはきっと考える
汚れ無い空白が見たい
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4. |
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くらした町もいつか
みおぼえ無くなるほどに
きみの目に映るすべてはかすむ
話したくも無いような事に
惑わされながら
はじめからどこか諦めていたように
きみは嘘もつけなくて こんなところまで
きみは何を手にしても ひとの夢をみて
ふし目がちに笑って
家路をたどるきみにも
いつか ほんとうの夕焼けがみえる
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クロウタドリ Tokyo, Japan
僕たちはバンド 僕たちはかろうじて演奏ができます!
a tokyo-based indie rock band "kuroutadori"
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